介護職の面接でよく聞かれる質問15選|回答例も紹介

介護のお悩み

介護職の面接では、「志望動機」「これまでの経験」「退職理由」「介護に対する考え方」など、さまざまな質問をされます。

「何を聞かれるのか分からない」
「うまく答えられるか不安」
「志望動機が思いつかない」

このように面接に苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。

介護職の面接では、すべてを完璧に答える必要はありません。大切なのは、自分の経験や考えを自分の言葉で伝えることです。

今回は、介護職の面接でよく聞かれる質問15選と回答例を紹介します。

介護職の面接でよく聞かれる質問15選

1.自己紹介をしてください

最初に聞かれることが多い質問です。

長々と話す必要はなく、これまでの職歴や介護経験を簡潔に伝えましょう。

また介護職というのは他業種の経験が活かしやすい職種でもあります。

例えば事務職であればそれは強みでもあります。

介護職では現場だけではなく事務仕事も多くプラスに働きます。

回答例

「これまで医療事務として、患者様への受付対応や電話対応、カルテ管理、医療スタッフとの連携などを経験してきました。そこで培った丁寧なコミュニケーション力や正確な事務処理能力を活かし、利用者様やご家族に安心していただける介護職員を目指したいと考えています。」

2.志望動機を教えてください

介護職の面接では特に重要な質問です。なぜ介護職なのか、なぜその職場を選んだのかを伝えます。

回答例

「これまでの介護経験を活かしながら、より利用者様一人ひとりと深く関わる仕事がしたいと考え、志望しました。御社の仕事内容にも魅力を感じており、これまでの経験を活かして貢献したいと考えています。」

3.なぜ介護職を選びましたか?

未経験者の場合は特に聞かれやすい質問です。

回答例

「人と関わる仕事に興味があり、生活を支える仕事にやりがいを感じたため介護職を目指しました。資格取得を通して介護について学び、実際の現場でも経験を積みたいと考えています。」

4.これまでどのような仕事をしてきましたか?

職歴だけでなく、応募先で活かせる経験を伝えることがポイントです。

回答例

「これまで介護施設で身体介護や生活支援を経験してきました。利用者様の状態に合わせて介助方法を考えることや、職員間で情報共有することを意識して勤務してきました。」

5.退職理由を教えてください

退職理由は、前職の悪口にならないよう注意しましょう。ハローワークでも、退職理由は前職への不満だけではなく、今後のキャリアにつながる形で伝えることが勧められています。

回答例

「これまでの経験を活かしながら、さらに幅広い介護経験を積みたいと考え、転職を決めました。」

6.あなたの長所を教えてください

介護職では、コミュニケーション能力や責任感、協調性などを具体的な経験と一緒に伝えると分かりやすくなります。

回答例

「責任感が強いところが長所です。任された仕事を途中で終わらせることなく、最後まで確認してから次の業務に移ることを心がけています。」

7.短所を教えてください

短所だけで終わらず、改善するために取り組んでいることまで伝えましょう。

回答例

「慎重になりすぎるところがあります。そのため、優先順位を意識し、分からないことは早めに確認するようにしています。」

8.介護で大切なことは何だと思いますか?

介護に対する考え方を見る質問です。

回答例

「利用者様の尊厳を守ることが大切だと考えています。できることはなるべくご本人にしていただき、必要な部分を支援することを意識しています。」

9.苦手な利用者様にはどう対応しますか?

感情的にならず、相手の立場を考えて対応できるかがポイントです。

回答例

「まずはなぜそのような行動をされるのかを考えます。自分だけで判断せず、先輩職員や他職種にも相談しながら、その方に合った対応を考えます。」

10.仕事で大変だった経験はありますか?

大変だった出来事だけでなく、どう乗り越えたのかを伝えましょう。

回答例

「利用者様への対応方法に悩んだ経験があります。その際は一人で抱え込まず、先輩職員に相談し、対応方法を見直しました。その経験から、情報共有の大切さを学びました。」

11.夜勤はできますか?

施設系の求人では確認されることが多い質問です。

回答例

「夜勤にも対応可能です。勤務シフトについては、事業所のルールに合わせて対応したいと考えています。」

できない場合は無理に「できます」と答える必要はありません。

12.残業はできますか?

「できます」と答えなければ採用されないとは限りません。家庭や予定などに制限がある場合は、できる範囲を正直に伝えましょう。

回答例

「基本的には対応可能ですが、予定がある場合は事前に相談させていただければと思います。」

13.今後取得したい資格はありますか?

介護職では、資格取得やキャリアアップへの意欲を確認されることがあります。厚生労働省の介護事業者向け資料でも、今後の資格取得予定を面接時の質問項目として挙げています。

回答例

「今後は実務経験を積みながら介護福祉士を目指したいと考えています。」

14.将来どのような介護職員になりたいですか?

長く働く意思やキャリアについて確認する質問です。

回答例

「利用者様やご家族から信頼される介護職員になりたいです。将来的には後輩の指導などにも携わり、チーム全体を支えられる職員を目指したいと考えています。」

15.最後に何か質問はありますか?

いわゆる「逆質問」です。

「特にありません」だけで終わらせるより、仕事内容について具体的に質問すると、入社後をイメージしていることも伝えやすくなります。ハローワークも、面接前に質問を準備しておくことを勧めています。

質問例

「入社後はどのような研修がありますか?」

「1日の仕事内容を教えていただけますか?」

「夜勤は月に何回程度ありますか?」

「資格取得に対する支援制度はありますか?」

介護職の面接で大切なポイント

面接では、回答内容だけでなく、話し方や身だしなみ、時間を守ることなども重要です。

特に意識したいのが、結論から簡潔に答えることです。

質問に対して長く話しすぎると、伝えたい内容が分かりにくくなります。

「結論→理由→具体例」という順番で話すと、面接官にも伝わりやすくなります。

また、前職の人間関係や給料などに不満があって転職する場合でも、面接で前職の悪口を言うのは避けましょう。

「○○が嫌だった」ではなく、「今後は○○に挑戦したい」という前向きな表現に変えることがポイントです。

まとめ

介護職の面接では、志望動機や職歴だけでなく、介護に対する考え方、利用者様への接し方、今後のキャリアなどについて質問されることがあります。

重要なのは、用意した回答をそのまま暗記することではありません。

自分の経験をもとに、「なぜそう考えたのか」「実際にどんな経験をしたのか」を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

面接前には今回紹介した15個の質問について一度回答を考えておくだけでも、本番で話しやすくなります。

特に「志望動機」「退職理由」「自己PR」「介護で大切なこと」「最後の質問」は事前に準備しておくことをおすすめします。

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